わたしたちについて

代表挨拶

わたしは、看護師として病棟と施設で5年間勤務してきました。
わたしの中で最も印象的だったのは、神経内科へ勤務していたときです。

神経内科では、おもに脳や神経、脊髄、筋肉の病気を診ています。これらに関係する病気になると、治ることはなく徐々にできないことが増えていき、亡くなっていかれる方ばかりでした。
そのような方々を見守る中で、「人生の終わり方」や「その人らしさ」を考える機会が多くありました。

そして、たくさんの患者さんやご家族の方々と関わりを持つ中で、気づいたことがあります。
それは、生きることを諦めた時や、気持ちに余裕がなく笑顔が減った時に、
「自分らしさ」
を考えなくなるということです。
身だしなみにも興味がなくなり、人と会ってもメリハリがなく、活気がどんどんなくなっていってしまうのです。

わたしは、たくさんたくさん考えました。｢自分にできることはもっとないだろうか｣と。
そこで、患者さんに「本当ならどうしたいか」「今元気だったら何をしたいか」を確認し、可能な限り実現できるように、患者さんを始めとし、ご家族のみなさまや医療関係者と試行錯誤しながら一生懸命いろいろなことに取り組んでまいりました。

やがて、患者さんにも一生懸命に取り組む姿がみられたり、笑顔が増えていったりし、わたしも嬉しい感情が芽生えたのを今でも覚えています。
ご家族のみなさまは、患者さんがどんどん衰退していく姿を目の前にし｢何をしたら良いかわからなかったけど、最後に全力で関われてよかった。｣とお話してくださったこともたくさんありました。

そのような経験から、
『心の奥底にある想いに蓋をして諦めている方や、助けの求め方がわからない方々の力になりたい。』
そう思うようになりました。

わたしたちANAMACHIのミッションは｢自分らしさ｣を諦めてしまった方や、｢自分らしさ｣を取り戻してほしいと願う方々を全力でサポートすることです。
わたしは人間だれしもが持つ「自分らしく生きたい！」という想いを取り戻すことがANAMACHIの使命だと考えています。

亡き母の影響で美容師から看護師に
美容師×看護師だからできること

19歳で美容師免許を取得し、美容師として8年間働いてきました。
その後、亡き母の影響もあり看護師の道へ。
看護師で働く中で代表と出会い、｢地域に密着し皆さんに寄り添える訪問理美容サービスを提供したい｣という想いに共感し、ANAMACHIの施術担当としてスタートいたしました。

看護師として医療の現場を経験をしたことで、患者さまとそのご家族さま、そして周りの方々が感じていることや課題について知り、｢訪問理美容サービスを通して問題解決のお手伝いがしたい!｣と考えています。

『看護師の知識×美容師の技術』を掛け合わせることで、『安心』と『安全』を強みに皆さまの笑顔に寄り添っていきます。